LINDBERGのこだわり

レンズシェイプにあわせて(正面から見た形に)削ったレンズを、どんな風にしてフレームにセッティングするか・・・メガネの構造は様々。

通常フレームに溝があるものが一般的ですが、こちらの写真はレンズに溝を掘り、その溝にチタンのフレームを収めるようにして囲んでいくモデルです。

透明感が高まりスッキリした印象で綺麗なのですが、レンズのコバ(端)が剥き出しになる=レンズを削ったときに白くなる溝がちょっと気になるという側面も。

こういった構造のメガネは幅広く作られていますが、この溝の白さをどうにかしよう!という発想がLINDBERGの凄さ、こだわりの片鱗がチラリ垣間見れるところです。

写真の、ペンを境に上部は溝が白いのに対して、下部はスッキリ綺麗ですよね。

溝に塗料を塗り込むことで美しく解消されています。結果、レンズ厚が目立ちにくくなりフレーム本体の色味もより綺麗に引き立つ印象です。

このひと手間!ムラなく仕上げてこそですが、甲斐あるひと手間は惜しみたくありません。

メガネは小さい道具ですが、お顔の真ん中にくるとっても目立つ存在。ちょっとしたことが印象を変える、そんなこだわりはこれからも大切にしていきたいです。

(文章にしにくいマニアックな加工のお話でしたが、少しでも伝わりましたら幸いです)

明日2月10日(水)は定休日となっております。11日(木)からのご来店を心よりお待ち申し上げます。

今週もありがとうございました。

yuki

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