Food love letter 野菜の日2026 特別号

いつもグラスミュゼをご愛顧くださり誠にありがとうございます。
8月31日は「野菜の日」ということで、1級眼鏡作製技能士であり食育を生業にしてきた野菜ソムリエ上級プロのyukiから、大切なお客様や業界関係者の方々など皆様に少しでもお役立ていただきたく綴りましたFood love letter 野菜の日2026特別号。よかったらお付き合いいただけたら嬉しいです。
*
【非常食にも野菜果物】
熊本の二度目の大震災をはじめ、各地の豪雨など今夏だけでも様々な自然災害が発生したのは皆様ご存知の通りです。心から深くお見舞い申し上げます。
明日は防災の日でもあり、いざというときの備えを見直す方も少なくないタイミングかと思います。そこで是非ともお伝えしたいのが「非常時には野菜果物が手に入りにくい」ということ。例えば、以下の食材などは日持ちがする上、日常のお買い物でも用意しやすく、すぐできる防災としてもお勧めです。
○トマトの缶詰、野菜ジュース、常温保存可能なパック入りのサラダの具材など
○フルーツの缶詰、ドライフルーツなど
(ライフスタイルによっては、にんじんやリンゴなど日持ちする生鮮の野菜果物もいいかもしれません)
*
【なぜかというと】
避難所等で手にする機会があるとしたら、まずは、パンやおにぎりなど(炭水化物)ですが、それもそのはず。炭水化物は、生きていくのに不可欠な三大栄養素のひとつです。
対して、野菜果物(主にビタミン、ミネラル)はというと、よりよく生きていくのに必要な栄養素。イメージは、油切れでギィギィうるさい自転車を快適に整えてくれる潤滑油のような存在がビタミン、ミネラルです。(五大栄養素)
まずは炭水化物などで命を繋ぐ、その上で、好ましい体調を維持するためにビタミン・ミネラルも摂る。被災してからの非日常の日々にあって、野菜果物が不足することの影響を少しでも減らそうというありがたい取り組みも耳にしますが、まずはご自身でもできる準備を是非お勧めしたいです。
*
【そして眼鏡も】
非常時の持ち出し袋には是非とも眼鏡も加えていただきたいです。例えば手術をされて目の状態が大きく変化された等々の事情がなければ、非常時には、多少度数が違っていても古い眼鏡がきっと助けてくれるはずです。ご自身の度数はもとより、瞳の距離なども考慮して作ってあり、骨格に合わせた掛け心地に調整を施した眼鏡は、他のどなたからも借りることができません。非日常のときほどストレスを少しでも減らしたいですから、とにかく1本、予備の眼鏡を入れておかれることをお勧めします。
また、細かな文字をご覧になるときだけ老眼鏡を使われる方の場合、慌てて避難して(当然、歩くときなど普段はかけていないのでお手持ちもなく)、不慣れな避難所でちょっとしたものを見るにも不自由されることが充分に想定できると思います。簡単なものでもとにかく1本、御守にと思います。
**
いつもでしたらFood Love Letterなので食にまつわるお話だけお伝えしてきましたが、今回はちょっと特別仕様で。何かひとつでもお役に立てましたら幸せです。
最後にもう1つだけ。各地で自然災害が発生しているなかで、どこかだけに注目するのは気が引けるのですが、10年ぶり2度目に被災された熊本は野菜果物の宝庫です。様々なお心の寄せ方があるとは思いますが、「食べて応援」ということもまたお勧めできればと思っています。もちろん熊本に限ったことではありません。食べることで皆様も産地も益々元気になる、そんなハッピーの循環を是非!ご一緒に続けていきたいですね。
野菜ソムリエ上級プロ&1級眼鏡作製技能士
秋山由季 https://quatresaisons-ltd.jp/works/

