Food loveletter vol.6 ゆず香るホットワイン
いつもグラスミュゼをご愛顧くださり誠にありがとうございます。毎月19日(食育の日)に、1級眼鏡作製技能士であり食育を生業にしてきた野菜ソムリエ上級プロのyukiから大切なお客様や業界関係者の方々など皆様に日々の食をよりお楽しみいただければと始めましたFood love letter 、よかったら今月もお付き合いいただけましたら幸せです。
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12月19日号 vol.6 「ホリデーシーズンのお楽しみ ~ゆず香るホットワイン~ 」
大きな寒暖差のなかにもまるで暦にあわせるように年の瀬らしい寒さになりつつありますがお風邪などひかれていませんか?何かと慌ただしいなかにもワクワクしたくなる師走、そんな今月はパパッと作れてクセになるホットワインレシピから柚子(ユズ)バージョンをご紹介します。
【柚子のプロフィール】
品目 ユズ
科名 ミカン科ミカン属
原産地 中国
選び方 黄色く皮にハリとツヤがあるものを。ヘタが茶色いものは避けます。
保存のコツ 残ったものは、痛む前にできるだけ大きめに皮を剥きラップに包んで冷凍しておくと、使うときに刻むことで香りが広がります。
主な産地 高知県
メモ お汁物などに浮かべて香りを楽しむへぎユズは、表面の黄色い皮の部分だけを極薄に剥きます(難しい方は表面を軽く大根おろし器ですると楽チンです)
豆知識 黄色は熟した色。夏には青ユズ(濃緑色)として未熟果も楽しみます
【ゆず香るホットワイン】(4人分)
材料
●黄ゆず…1個
●赤ワイン…600ml
●りんご…1/4個
●しょうが…1片
●シナモンスティック…1本
●グラニュー糖…大さじ3
作り方
①黄ゆずは皮の黄色い部分を薄く剥いてから、果汁を搾っておく。りんごは皮つきのまま、1㎝サイズの角切りにする。しょうがは皮を剥いてから500円玉サイズ(厚さ3㎜程度)2枚に切る。
②小鍋に赤ワインとりんご、しょうが、シナモンスティックを加えて弱火にかける。
③ふつふつしてきたらグラニュー糖を加えて時々混ぜる。
④5分経ったら火を消して、黄ゆずの果汁を加えて軽く混ぜる。
⑤カップに100円玉サイズの黄ゆずの皮を入れて、熱々の④(ワインだけ)を注ぐ。
ポイント
④:黄ユズのフレッシュな香りを楽しみ、熱によるビタミンCの損失を減らすために、果汁は必ず火を消してから加えてください。
⑤:皮の上から熱々を注ぐことで黄ゆずの香りがフワッと華開きます。
*アルコールに弱い方は、火入れの時間を延ばすと飲みやすくなります。
*残った黄ゆずの皮はラップに包んでから冷凍しておくと香りが飛びにくく、すぐに使えて便利です。
*りんごはアイスクリームに添えるなどデザートとして楽しめます(しょうがはお好みで、シナモンスティックは食べません)。
(追記: もっとスパイスをという方は、グローブをホールで2つプラスしてみてください)
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こちらは以前、ゆずの大産地である高知県からの案件としてレシピ開発させていただいたものですが、今回ご快諾いただくことができましたので皆様にもご紹介させていただきました。
既にお休み気分の方も、年末の追い込みでハードワークな皆様も温かいカップをフーフーしながらほっと一息ついていただけたら嬉しいです。
引き続きどうぞ素敵な冬をお過ごしくださいね。
野菜ソムリエ上級プロ / スパイスコーディネーター & 1級眼鏡作製技能士 秋山由季