晩白柚
今日の1枚は、店長のNBA選手のような1枚を。熊本に住む野菜ソムリエ上級プロの友人からの贈り物を手渡すとこんなポーズが返ってきました。
その名は「晩白柚(ばんぺいゆ)」。
八代名産の世界最大の柑橘で、照り輝く黄色が厳寒のこの時期には一際眩しく感じます。香りは爽やかななかにも穏やかで、いつまでもクンクンしていたいくらいです。今もミュゼのカウンターに飾ってありますが、ちらち視線を向けるだけで思わず笑顔になってしまうほどのインパクトが。青果店やスーパーなどの目立つ場所にどーんと飾ってありますので、見つけられた折にはよかったらおうちに連れ帰ってお楽しみいただけますように。
〔召し上がり方〕見た目ほど重くないのは分厚い果皮が結構なボリュームを占めるため。包丁を使って切れ目を入れると剥きやすく、なかから大きなグレープフルーツのような果肉が現れます。瑞々しい果肉はもちろんのこと、この果皮を茹でこぼしてあくを抜き、炊き上げてグラニュー糖をまぶすと晩白柚ピールのお菓子としても。かけたお手間以上にきっとおいしくいただけると思います♪
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日暮れ頃からビュービュー突風が吹いてびっくり。不思議な陽気のなかを本日もご来店誠にありがとうございました。立春まであと僅かとなりましたがそうはいってもまだまだ寒い日本列島、柑橘類のジューシーなおいしさとキモチまで元気にしてくれる香りで皆様どうぞお健やかにお過ごしくださいね。
野菜ソムリエ上級プロ yuki
(たまにはこんなブログもお楽しみいただけたら幸せです)