lafont factory in Jura

2018年海外仕入れの旅から戻り1週間ということで、

現地での様子からlafont尽くしの1日を振り返ってみました。

今回は国際色豊かなfactory tour!

早朝の暗闇のなか、ルーブルのガラスのピラミッドが輝くのをタクシーから眺めつつ

集合場所のオルリー空港から皆さんとスイス*ジュネーブへ。

(↑ 左のゲートからはフランス、右からはスイスへ。新鮮でした)

(photo: Juraの山並みより)

ジュネーブからはジュラまでバス旅。象徴的な光景は、

以前訪れた現地の眼鏡博物館ではポストカードにもなっていました。

途中下車をしてみなさんと写真を撮ったり、豊かな水を感じる景色を堪能!

最初の目的地はこちら。

地形にあわせて少しずつ大きくしていったというThierry社では、

複数の工場でメタルとアセテート生地の眼鏡を生産されています。

いよいよ内部へ!

(photo: アセテート生地の見本)

ごくごく一部ですが、美しい生地たちはこんな風にかかっているだけで絵になります。

(photo: ガラ)

このドラムのような箱の中にチップなど

表面を磨くための素材と、磨く前の生地を入れてグルグル回します。

(各社研究を重ねた素材の内容や配合は、商品によっても変えるのだとか)

分かりにくいのですが・・・何度も重ねて磨くことで、艶々になります!

こんな風に社長のThierry氏 自らひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。

質問も次々と。

ランチをはさんで次の工場へ。

(photo: 初めて見る工程が何のためのものなのか、

lafont社 のラファエルさんが教えてくださっている様子より)

詳細をうかがってそこまでするのだ!との思いと、イメージを膨らませてくれる

ラファエルさん。どちらにも感動しつつ足を止めてはのQ&Aでした。

びっくりするくらいの速さと正確さで動作する最新鋭のマシン。

最新鋭のマシンも凄かったですが、熟練された方々の

手作業あってこその工程も、もちろん!

お邪魔にならないようにご挨拶すると、みなさん快くお手元まで見せてくださいました。

Thierry社長とのスリーショット。

聞き逃さないように一生懸命うかがっていた私の顔を見ながら

分かったかな?と折々にお声をかけてくださったこと、本当にありがたかったです。

こんな風にして沢山の方々の手を経て、フランスはジュラの街から

日本の東京・自由が丘へとやってきたのだと思うと、

改めてミュゼにいる眼鏡たちが愛おしくなる。

and 世界各国のオプティシャンとの交流の中で

やっぱり眼鏡屋さんっていいなと思う、そんなlafont tour でした。

Thierryさんをはじめ工場のみなさま、ラファエロさんほかlafont社の方々と

ご一緒くださいました各国のオプティシャンの皆様へ

今回は本当にありがとうございました!

***

【and more】

とっても素敵でおいしいランチタイムより。

ラファエロさんからお楽しみにと言われていたチーズプラター!

現地のコンテとモルビエ、あとはロックフォールではないらしい仏産ブルーチーズ。

(ハムやパテとあわせて、このおいしさは戻ってからも時々思い出すほどでした)

見上げるほどに大きくて心優しい(&面白い)ラファエロさんとゆっくりお話できたのは

昨年のアトリエ訪問のとき以来だったのでとても嬉しかったです♪

Jura の山並みをゆく線路は

道路と近く、並行して高低差をつけて続いていました。

(眼鏡の生まれるところは日本もフランスも豊かです)

yuki

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