Food Loveletter vol.5 初冬の夜に Herb with Milk

いつもグラスミュゼをご愛顧くださり誠にありがとうございます。毎月19日(食育の日)に、1級眼鏡作製技能士であり食育を生業にしてきたフードスタイルプランナーのyukiから大切なお客様や業界関係者の方々など皆様に日々の食をよりお楽しみいただければと始めましたFood love letter 、よかったら今月もお付き合いいただけましたら幸せです。

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11月19日号 vol.5 「初冬の夜に Herb with MILK」

満喫する前に秋が過ぎてしまった今年。なかなか気温が下がりませんでしたが今度は急に冬が訪れたようです。寒いとカラダが縮こまり肩だけでなくキモチまで凝ってしまいそうですからそんな夜にピッタリの飲み物を2つご紹介します。ホットミルクもおいしいですがプラスアルファで「自分にこそ、家族にこそおもてなし」、どうぞお楽しみいただけますように。

【ハーブwithミルクのアレンジドリンク】

2つとも、ドライハーブ(市販品のティーバック)と牛乳、電子レンジを使って簡単に作ります。

ハーブ名:カモミール

科名:キク科

期待される効果:鎮静、発汗、健胃など

備考:名前の由来は「大地のりんご」(ギリシャ語)から。ハーブティーにはジャーマンカモミール、アロマテラピーはローマンカモミールを主に使います。ピーターラビットのお話には、体調が優れない子ウサギのためにお母さんウサギがカモミールティーをいれてくれたエピソードも登場します。

〔Recipe1: カモミールミルクティー〕

ほんのりフルーティー、柔らかなお色見でカラダのなかからふわりと温まるハーバルドリンクです。

【材料】カップ1杯分

・カモミールのティーバック 1つ

・牛乳 100ml.程度(または耐熱カップの半分量)

・熱湯 50ml.程度(または牛乳の半分量)

【作り方】

① カモミール(ティーバッグ)を器に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして1分程おいておく。

② 牛乳を耐熱カップに入れて、電子レンジで温める。

③ ②に①を入れて蓋をして、1分したらティーバッグをそっと取り出しスプーンで混ぜる。

【ポイント】

・①について、先にお湯で煎じる方がよく出ます。

・蓋は小皿など、キッチンにあるものでOKです。(何もなければアルミ箔やラップでも代用できます)

【メモ】

・お好みによりハチミツを加えてもおいしいです。(オススメはアカシア、レンゲ、みかんなど)

科名:シソ科

ハーブ名:ミント

期待される効果:賦活(=活力を与えること)、鎮静、消化機能の調整、発汗、殺菌など

備考:清涼感のより高いペパーミントに対して、スペアミントはマイルド。

〔Recipe2: ミントミルク〕

ホットミルクを軽めにして楽しめたらと20年近く昔に思いついたものです。温めた牛乳ならではの香りも和らぎます。ミントには賦活と鎮静どちらの側面もあることから、徹夜のお仕事や受験勉強のブレイクタイム、はたまたナイトキャップなどその方次第でお楽しみいただけると思います。(ちなみに私は熟睡前の冬の定番でした)

【材料】カップ1杯分

・ミントのティーバック 1つ

・牛乳 120ml.程度(耐熱カップの6分目程度)

・熱湯 適量(器に入れたティーバッグが充分浸かるくらい)

【作り方】

① ミント(ティーバッグ)を器に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして1分程おいておく。

② 牛乳を耐熱カップに入れて、電子レンジで温める。

③ ②に①を入れて蓋をして、1分したらティーバッグをそっと取り出しスプーンで混ぜる。

【ポイント】

・①について、先にお湯で煎じる方がよく出ます。

・蓋は小皿など、キッチンにあるものでOKです。(何もなければアルミ箔やラップでも代用できます)

【メモ】

・お好みによりハチミツを加えてもおいしいです。(オススメはアカシア、レンゲなど)

・フレッシュハーブの場合には、温めたミルクにちぎったミントを加えてスプーンで混ぜると香りが移ります。

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来週には二十四節気の小雪の到来です。できることなら寒さも楽しむくらいにカラダのなかから温まり、どうぞお健やかにお過ごしくださいね。

野菜ソムリエ上級プロ、ハーブインストラクター

&1級眼鏡作製技能士 秋山由季https://quatresaisons-ltd.jp/works/

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