LINDBERG~その2~

建築的構造にデンマークらしい無駄を省いたシンプルなデザインのLINDBERG。
今日はそのカラーの秘密をご紹介します☆

さきほどパラパラと軽い雨が降り、自由が丘にきれいな虹が出ました(^^)
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実はこのリンドバーグの色は、チタン素材と電気圧の融合で出来上がった自然着色。電解着色です。

まず金属の一種であるチタンワイヤーをメガネの形に加工します。
加工直後は金属色のメガネ。
そのフレームに埃や油汚れを取除くため、硫酸に浸します。空気中の埃に触れないように、硫酸からすぐに水が入った樽の中へ。樽にはメモリーが付いた機械が取り付けられてます。これが電気を流す装置。電圧の強弱で色が着色されます。
リンドバーグのシルクマットカラーシリーズ(全13色)は、この電圧着色。
またポリッシュドカラーシリーズ(全14色)はドラム缶の中でガラ入れ(表面磨き)を加えてから、硫酸→電解着色されます。
リンドバーグのカラーチャートは数字で色を表示してます。これが電圧をかける時の数字です。e889b2e8a68be69cac

他にもユニカカラーシリーズ(全20色)があります。
こちらは物理蒸着色。
真空状態のチタンに圧力をかけて、金属繊維を広げて色を着色。その後、圧力を元に戻すと金属繊維も元に戻り色を巻き込むので、金属が更に硬く締まります。
ワイヤーカラーだけでも47色。
ここにデザインが加わると、、、数えたくないよ~(><)てなくらいのバリエーションです。

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色鮮やかで肌をキレイに見せる色合い。だけど天然カラー。
そんなリンドバーグのトランクショーは7月31日(金)~8月2日(日)に開催です。

BY雅子

Posted on 日曜日, 7月 19th, 2009 at 10:32 AM and is filed under リンドバーグ, 今日のミュゼ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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