「歩」製作過程

3月 24th, 2009 Posted in 歩・AYUMI, 職人フレーム | No Comments »

セルロイド、その言葉に郷愁さえ感じる人も多いのではないでしょうか。綿・パルプを原料としたセルロイドは透明感や色合い、肌触りが魅力な自然素材。 しかし、それ以上に職人の手で削られ、磨き上げられた‘モノ‘から感じる「職人の矜持」ともいうべきものに引きつけられます

ここで製作過程をイメージで。

e58699e79c9fefbc91e58699e79c9fefbc92e58699e79c9fefbc93

e58699e79c9fefbc94e58699e79c9fefbc95e58699e79c9fefbc96

これらを、それは時間をかけ、丹念に人の手で作り上げられていきます。今回はマコト眼鏡さんより資料を拝借いたしました。

余談

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」でフイルムが焼けてしまうという有名なシーンがありました。ちょと前まではフイルムはセルロイド、そして乱暴に言えば原料はパルプであるため時には自然発火するやっかいな素材。それが今はデジタル、なにも匂いが漂わない。もしかして最大の魅力はセルロイドへの夢、眼鏡作りへの想いかもしれません。

メガネにおいてそのような事例はありませんし、むしろ艶出し再生をされ愛用できる日本ならではの素材で、わたしも大事に使用してます。

by  AKI

明日、水曜日は定休日となります。